2025.12.21
10時過ぎに起床。BOOK TRUN SENDAIに参加中の彼女がカメラを忘れたらしいので届けにいった。お客も出店者もまばらなのかと思ったが、すごい密度だった。個人出版が流行っているという話を聞いたり、SNS上の動向は見ていたが、実際に目の当たりにしたという感じ。売られている本は、これも日記本が多く、やはり日記も流行っているのだなと感じた。自分でも日記を書いておいて、言えることでもないのかもしれないが、あまり人の日記に興味が持てない。というよりもテーマを設けた日記が多すぎて、日記らしい日記がないというのが正しい。日記らしい日記、本当にただ日々綴られた日記が読みたいのであって、出版を(ZINEにすることを)前提にした日記、それが透けて見える日記は読む前から冷めてしまう。もちろん物によるわけだけど。個人出版のクオリティーが高くなり、表紙がオシャレで、タイトルも工夫された本が多かった。それが逆に飽和した状態になっていて、目を滑っていく。会場をざっと眺めて、まあ読まなくてもいいかという気持ちになって、ただ疲れてしまった。そもそも内容に惹かれるものがなかっただけなのかもしれないが。
そのまま帰る気にもなれずカフェに寄った。フロイト著作集を数年前に買って、疎にしか読めていなかったので、来年は全て読み通してみようかと思い、1巻から読み始めている。まずは夢の解釈についての講義から。